北海道の公立高校入試 国語 古典のポイント

今回は,古典のポイントだす。

北海道の公立高校入試では,今のところ古典は60点中9点分が出題されている。
素材は,古文がほとんどで,漢文は4,5年に1回しか出ていない。去年,漢文が出題されたので,今年はまず出ないといってよいだろう

設問パターンは,古文特有の設問内容読解に関するものの二通り。後者は絶対に出ると言ってよく,3点配点となるだろう。
前者に関しては,定番をおさえておけば大丈夫。すなわち,①歴史的仮名遣い,②文法(特に助詞「の」の判別),③古語,④主語の判別,⑤会話部分の判別,といったところ。
おらが今年のヤマだと思っているのは,①・④・⑤あたり。

①については,一箇所を直せば済む単純なものではなく二箇所以上を直すものが予想される。例えば,「こたへていふは」(2006年出題)・「をかしう」など。

④・⑤は正答率が下がる設問(特に⑤)。
④について,おらがいつも言っているのは,「登場人物(動物の場合もあるが)を○で囲みながら読め」ということ。そして,「随筆が素材に使われている場合は,文中にでてこない『筆者』のことも忘れるな」ということ。
⑤については,「まず,会話のおしまいの部分を先に見つけ出せ」ということ。なぜなら,この部分は,「(会話)」,とか「(会話)」とて,「(会話)」と言ふ,のように形式的に決まることが多いからだ。

内容読解は,当然古文の内容把握が大前提となる。
これも正答率が低いのだが,その理由は,第一に,基本的な古語の意味を押さえていないから。「あはれ」「をかし」なんかは常識にしておいてね。
第二に,古文では助詞が省略されているため,言葉と言葉の句切りをつけにくく,結果,意味も追えないから。これは,はっきり言って,助詞を省いた古文特有のリズムになれるしかない。ただ,省略される助詞は,主語につくべき「が」と目的語につくべき「を」が多いので,とりあえずそれらを補って読んでみるのも手だ。ちなみに,おらがやらせているのは,「言葉の切れ目に/(スラッシュ)を入れろ」というもの。これは,英語でも有効な手だと思う。

古典と詩は,比較的短期間で点がアップしやすい分野といえる。逆に,これらが全滅だと,相当キツイことになる。
入試まであとわずかだが,これらをきちんとやると確実に点数アップがのぞめる。

あきらめずにぎりぎりまで勉強してほしい。




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